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ク ラ フ ト マ ン シ ッ プ
Sep. 1998

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9.21/1998

▼どんどん書くことにしました。どんどんどんどん書きたいものです。

空間歪曲のアプレットをつくった。もっと味もそっけもないものになる予定だったんだけど、なかなか魅力的な動きをしてくれます。

この日記を読んでたら、 おなじみ「ドンキーコングは池上通信機が」の話が出てきた。なんでこの話がこんなにポピュラリティを得てるもんかね。「裁判があった」とか以上に決定的な証拠があるんかな。

上の3つに納得できない以上、私としては「ドンキーコング」が宮本茂さんの作品であることをなんら疑うものではないよ。

コンピュータ関連判例の紹介というページがありました。


9.22/1998

▼「メタルギアソリッド」と64の「007 ゴールデンアイ」って片方をやった後にもう一方をやると余計におもしろいかもしれないと両方やったことない私は思ったよ。

▼「TETRIS the grand master」は、にくいアレンジがなされてて素敵ですね。


9.23/1998

▼空間歪曲がうまくできたのでこの勢いで地図をつかんで動かすプログラムGlabableAtlas(仮称)も開発できるのではないか、と甘い目算。ともあれ”世界地図”から検索。

Map Viewerというページがありました。なんとゼロックスパロアルト研究所。でここも使っているUGCのDLGというパブリックドメインの座標データがあるみたいですね。なるほど。


9.26/1998

▼MCDさんに「3日ボウズ」と言われて悔しかったのでこれからはしっかり更新するぜ。つうか、そんな言うならMCDも日記公開したらどうなんだ!

▼ウェブページに置いてあるゲームのたぐいは、ほとんどプレイしたりしないんだけど、たまたま興味を持てたAttack In The Dark(相手のコマが一切見えないチェスのようなゲームです)はわりとおもしろいと思ったのでした。

というのは、ゲームそのもののことはサテ置くとして、その、やらされることがかなり不思議だと思うのですよ。敵がまったく見えないのにターンとかルールとか守ってコマを動かしてるのはかなり不条理じゃないか? ターンが進めばコマが死んだりしつつ決着がついて、タネ明かしとして相手のコマの動きも含めた対局のトレースが見られるから、「最終的には」プレイヤーがやっていたのはゲームであった、ことが確定するんだけど、これって理屈ではランダムにコマが死んで決着がつくというルーチンになってても何の問題もないし(トレースは見せられないけど)、あるいはそんなことすらやらなくてもいい。それでもわれわれはある時点まで(もしかしたら最後まで)それを「ゲーム」だと思ってプレイできるんです。

「ゲームをプレイしているとき、プレイヤーは『自分が本当にゲームをプレイしているのか』ということを疑えない」のか? とか考えると自己言及不許可な感じがして痛快と思ったよ。ちなみにさらに踏み込んだ「疑えないのならば、アルゴリズムであれランダムであれそれはゲームだ」というのがこのページでの私のスタンスです。

「疑えない」かどうかは状況によるわけですが。でも実際のところ「コンピュータがズルしてるかどうか」はたいした問題じゃないです。「プレイヤーに有利に働くズル」はふつう非難されたりはしないんですし。マージャンと同じインタフェイスでまったく別のゲームをやらされる「脱衣マージャン」なんてのはズルだとしてもコンピュータゲームとしてかなりスリリングだと思います。

そういえば「ゲーデル・エッシャー・バッハ」は夏休みに完読するつもりで借りたけど、半分くらいしか読めなかったなあ。いつかかならず。


9.27/1998

▼しかし、今週は「Oh!X」が出ると思うとココロ踊ってしまうのがなんというか恥ずかしいですね。関係ないけど、「XI[sai]」の紹介を「サイコロのもつエンターテイメント性を100%引き出した…」とか書いてたのは「Windows100%」とかいう雑誌でした。

▼GAMEBASICforSATURNのポリゴン文字命令でrogue作った人はもういるのかな。いないなら作ってみようかともおもうけど。


9.28/1998

▼「Attack In The Dark」でウェブページのゲームも捨てたもんではないと認識を改め、いろいろやってみる。前から知ってたけどやってなかったまうすdeらんちゃんというゲームもけっこういいなあと思えたよ。なによりマウスで操作させるのを考えてるのが正しい。アプレットをマウス以外で操作させるのって事実上不可能だしな。

マウスってもっとゲームで使われるべきだと思っている。アドベンチャーゲームでは至極まっとうに使われてるけど、RPGの戦闘シーンとかでちゃんとマウスを使ってるのってパソコンでもあまり見たことないですね不思議に(知らないだけかもしれませんが)。「ポインタ自体をプレイヤーキャラにした」ゲームも数えるほどしかない。「マリオとワリオ」くらいですか。68の「アフターバーナー」と。

アイデアはいくらでもありそうなのにね。

考えたら「マリオとワリオ」はポインタがプレイヤーキャラであることはたいして意味がないかもね。あ、「ワンダープロジェクトJ」もそうなのかな。

「Attack In The Dark」も「まうすdeらんちゃん」もsfc(慶應藤沢キャンパス)の人か。「XI[sai]」のひとたちもそうだし。ちゃんとした体制の学校に優秀なひとが集まっているのは素敵ですね。つうか、みんなこうだったらいいのに。


9.29/1998
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ガーン!

ガガーン!!

でも「ゲーム」を作るとこーなのか。不思議だ。

▼それにくらべてこれの素晴らしさといったら。ここ(アプレット動かないかも。そんときはここ)にはとにかく完敗。死にたくなりました。


9.30/1998
当方、ビートマニアはプレイしませぬ

スクリプトレコーダを作り直しました。

▼ゲーメストの「ビートマニアヒットの秘密」で「〜がカッコイイ!」といくつか項目が挙げてあるんだけど、そのことごとくを「〜がカッコワルイ!」と思ってた自分には(わかっていたとはいえ)禁じ得ない驚き。少なくとも、売れなかったらソレのせい、と言えたくらい微妙なセン(よく言えば、普通。悪く言えば、適当)のソレなんだから、安易に帰納するのはダメ。ゼッタイ。

ビートマニアへの賞賛は「今までなかった!」「楽しい!」だけでいいじゃんよ。カラオケで「曲がカッコイイ!」「LDの映像がカッコイイ!」「歌ってる姿がカッコイイ!」とは言わんでしょう君たち。



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